病棟紹介

北館/「やさしい大地」をテーマにデザイン

北1病棟

北1病棟は、守られた空間や時間の環境の中で、入院治療ができる57床の閉鎖病棟です。

チーム医療

『自分のことは自分で決める』をコンセプトとして、患者さんと共に精神科医・看護師・精神保健福祉士・作業療法士・臨床心理士・薬剤師等の多職種が退院支援パスに沿った『医療者側主体ではなく、患者主体』でのチーム医療を展開しています。

入院環境と退院支援

入院中は、病気を持ったその人が、安全で安心して生活できる環境の提供と、その人らしい生活が出来ていくような地域との連携を意識した退院支援を行っています。

その他

閉鎖病棟では、任意入院・医療保護入院・措置入院・鑑定入院の患者の受け入れも行っています。閉鎖病棟ですが、病状に応じ主治医の許可のもと院外散歩も可能です。

北1病棟 担当作業療法士より

症状や体調に合わせたリハビリを提供します。皆さんの「こうなりたい」「こういうことがしたい」という気持ちを大切に支援します。

北2病棟

北2病棟は、様々な疾患・年齢層に対応できる58床の開放病棟です。

病状把握と対応

入院患者さんの主な疾患は、老年期の気分障害・躁病・うつ病・統合失調症、脳器質性精神障害、・認知症・脳梗塞後遺症と多岐に渡ります。また高齢者も多く、身体合併症への対応も注意を払っています。精神症状と身体症状の両面からの、病状把握と対応が必要でもありADL 低下予防ができるように身体疾患の学習も深め、適切な対応ができるよう知識と技術を深めています。

チーム医療

患者さんと共に精神科医・看護師・精神保健福祉士・作業療法士・臨床心理士・薬剤師などの多職種が、医療者主体ではなく、「患者主体」で患者さんサイドに立った物の考え方や心理の捉え方を心掛け、チーム医療で患者さんを支援しています。退院先として共同住居やグループホームなどの地域で病気を持ったその人が、安全で安心して生活できる環境の提供と、その人らしい生活が送れるような地域や、他医療機関との連携を意識した退院支援を行っています。

家族教室

統合失調症の患者さんのご家族を対象とした、家族向け病気の勉強会(ゆうゆうOB会)を3ヶ月に1回実施しています。

北2病棟 担当作業療法士より

一般・混合病棟であることから主疾患や症状・年齢において幅が広く、それぞれの方に合わせたリハビリが提供できるように心掛けています!

南館/「ゆるやかなときを温かに包む」をテーマにデザイン

南1病棟

南1病棟はゆったりした空間や時間の中で、じっくり入院治療を受けることのできる52床の病棟です。

個別治療プログラム

患者さんごとに、うつ病の症状・回復スピードは異なります。そのため、各人の状態や目標にあわせた、個別治療プログラムが必要になってきます。「ゆっくり治療したい」「お薬の調整をしたい」「生活習慣を立て直したい」「対人関係を練習したい」など、患者さんの様々な声にお応えします。

ご高齢者対応

抑うつ状態でご入院されるご高齢の患者さんにあわせ、病棟内は快適なバリアフリー環境になっております。また、高齢者向けの治療プログラムもございます。

南1病棟 担当作業療法士より

お一人お一人の退院後の生活に向かって心と身体の体力作りのお手伝いをします。つらい時も入院生活中の伴走者、理解者として患者さんの心に寄り添った支援をしていきます。

南2病棟

南2病棟は、うつの方の専用病棟です。患者さんご自身が中心となって、うつを治していく「教育・訓練の場」をコンセプトとした54床の急性期病棟です。

治療プログラム

まずはゆっくり休養をとっていただき、薬物治療と並行して、水踏み・患者ミーティング・作業療法・病気の勉強などの治療プログラムに参加して頂きます。状態に応じて、修正型電気けいれん療法・カウンセリングなども行います。

ご家族向け勉強会

患者さんを支えるご家族との関わりを大切にしております。家族向け病気の勉強会を定期的に開催し、病気の理解や対応の仕方などの理解を深めていただいております。

南2病棟 担当作業療法士より

はじめは、緊張や不安を取り除きながら、こころとからだを癒していきましょう。
「家事がしたい」や「仕事に戻りたい」など、おひとりおひとりのご希望に合わせたリハビリを提案しています。

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