特定医療法人 富尾会 桜が丘病院 熊本県熊本市池田3-44-1(〒860-0082) Tel:096-352-6264 Fax:096-352-6721
【ご注意】以下の内容はモデルケースです。実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
Aさん(40歳代女性)は、部署が変わってから忙しくなりストレスを抱えるように。不安で眠れなくなり、仕事に対して自信が持てなくなった。徐々に自宅でもふさぎがちになり、心配した夫の勧めでクリニック受診。
クリニックの医師から「うつ病」と診断を受け、薬物治療開始。仕事を休むよう言われ自宅療養をするが、「仕事も家事もできない自分はダメだ」と自分を責めてばかり。医師より、桜が丘病院での入院治療を勧められる。
桜が丘病院受診し病棟見学。入院し治療に専念することに。最初の頃は、体が重く、おっくうで横になってばかり。不安なAさんに対し、主治医は「きちんと治療をすれば、うつは治りますよ」と説明するが半信半疑。
担当看護師の勧めで、朝のミーティングに参加。自分と同じで「体がきつい」「夜眠れない」ことを話す人がいて安心する。また、日中のリハビリプログラム(OT)の見学を行い、アロマの時間はホッとできることを発見。
病棟での顔見知りも増え、打ちとけてきた感じ。日中はOT参加し、生活リズムを整え体力作りを目指す。夜も少しずつ眠ることができるように変わってきたが、無理をするとグッタリ疲れることも。
朝から足浴に参加したり、散歩ができたりするように。体力がついてきた感じがする。病気の勉強会に参加し、自分のうつのきっかけや再発予防のためにできることを学ぶ。週末ごとに外泊訓練をはじめる。
家族向けの病気の勉強会にAさんの夫が参加。「退院後の家事は心配しなくてよい」という夫の言葉に一安心。Aさん自身、自宅で生活しても大丈夫だと思うが、職場復帰できるかは不安。職場の上司に病院に来てもらい、主治医と面談。退院後、復職支援プログラム(RRC)を利用することになり、事前の見学を行う。
退院後、自宅近くのクリニックに外来通院を続けながら、1週間に2回RRCに通い始める。新聞を読むなどの簡単な作業課題から始めるが、なかなか頭に入らない。本当に職場復帰できるか不安になり、スタッフに話を聞いてもらう。
スポーツの日を加え、徐々にRRCに通う日を増やす。周りが自分と同じ境遇の人ばかりなので、孤独を感じることが少ない。1日の生活のメリハリがついてきた。
職場で使うパソコン操作の練習を始める。認知行動療法のグループに入り、うつになりやすい自分の考え方のクセに気付く。職場にもあいさつに行き、復帰の準備を進める。