看護部

ごあいさつ

熊本県の地域医療構想において、病床機能の分化および連携、在宅医療等の充実、医療従事者の確保等の方向性が示され、地域包括システムの構築が加速化している現状があります。
桜が丘病院においても、院長の示す「地域移行推進5か年プロジェクト」をはじめ、精神障がい者にも対応した地域包括システムの構築に向けて、地域における保健・医療・福祉の相互連携を重視し、多様化・複雑化する課題への切れ目ない対応をさらに強化していきます。

そのような中、看護部は

  • 看護職一人ひとりが、生きいきとやりがいや誇りを持って働くことができる職場環境づくりに注力しております。
  • アセスメント力を強化し、地域全体を捉える視点やチーム医療ができるための看護師を育成していきたいと考えております。
  • 医師をはじめ看護師や各職種がアサーティブに自分達の専門性を互いにディスカッションし「良いケアを提供したい」という想いを共有できる風通しのよい組織風土を根づかせ「患者さん・ご家族が安心できる」と感じられるケアを提供していきたいと考えております。

特定医療法人富尾会 桜が丘病院
看護部長藤井美香

看護部理念

こころの医療を求めるすべての人とその家族を尊重し、こころに添える看護を実践します。

看護部の取り組み

看護職員が安心して成長できるシステムつくりを整えています。

看護師新人教育
/入職者支援経過ファイルの活用

目的

病棟スタッフ全員で共に支え合い育てることによって、新入職者が病棟スタッフとの関係性を築きながら目標達成できます。

支援体制

精神科経験有り 入職から6ヶ月まで
精神科経験無し 入職から9ヶ月まで
新人看護師 入職から12ヶ月まで

看護業務習得経過表の活用

新入職者は、チェックリストを基に看護業務の確認をしながら目標を達成していきます。実地指導者をはじめ病棟スタッフは、看護業務の習得がどこまでできているのかを把握する資料となります。

看護職キヤリア開発ラダーシステム

クリニカルラダーは、看護師が段階を踏みながら成長していくことを認識し、一人一人の持つ能力を向上し、チームとして質の高い看護が実践できるように作られています。また、目標管理(チャレンジシート)を用い、個人の目標と組織目標を一致させていく「面接による個人目標の自己管理」を統合させています。

看護補助者教育
/看護補助者ファイルの活用

目的

看護補助者の活用を促進し、看護補助の質の向上を図ることができます。

看護補助者業務習得表の活用

看護補助者、病棟スタッフは、チェックリストを基に業務範囲の確認や業務の習得がどこまでできているのかを把握する資料となります。

CNSの活用

宇佐美しおりCNS(元熊本大学教授)を看護部長直属の位置づけとし、ラダー研修、事例検討会、困難患者、家族、チームへの介入技法であるPASセルフケアセラピィの教育を担っていただいています。

目指す姿に合わせたサポート

頑張っている職員を支援する制度と環境が整っています。ワークライフバランスの実現に向けて、安心して子育てと仕事の両立ができます。育児休暇は、パパさん育児休暇実績もあります。令和4年3月現在で育児短時間勤務者は4名在籍しており、子育てにあわせたお仕事が可能です。また、親の介護休暇なども取り入れています。

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